こんにちは!akko-mamaです。今日は、乳幼児から楽しめる絵本『おべんとうバス』をご紹介いたします。
遠足やピクニックのシーズンになると、保育園や幼稚園でもバスで遠足に行くこともありますよね。
我が家の1歳の次男は保育園の現在0歳児クラス。今年の遠足はありませんが、バスのおもちゃや絵本には、とっても興味津々。食べることも大好きな食いしん坊くんなので絵本『おべんとうバス』 は、我が子のハートにどストライクです!
現実世界ではバスで遠足に行けなくでも、絵本の世界では何度でもみんなでバスに乗って遠足に出かけることが出来ますね。
絵本『おべんとうバス』 は、 そんな遠足やピクニックに行く時のウキウキ楽しい気持ちが湧いてくるような気がします。
さて、 絵本『おべんとうバス』 をおすすめしてくれたのは、現役の保育園の保育士さんです。0〜2歳までの担任を経験したことがあり、現在も子育てをしながら、2歳児クラスの担任をされているそうです。ママさんご自身にも2歳児のお子様がいるそうです。
そんな日々、子供と触れ合い続けている現役ママさん。絵本『おべんとうバス』 を読み聞かせした体験談や感想、おすすめの点や読み聞かせをするにあたってのコツやポイントなどを教えてくれたので、良かったら子育てのヒントにしてみてくださいね!
絵本で遠足!乳幼児から楽しめる『おべんとうバス』のあらすじ
まず大きな赤いバスが登場します。次々とお弁当の具材に扮したキャラクターがやってきて、お名前を呼ばれると「はーい」と元気よく返事をし、バスに乗り込んで行きます。どのキャラクターも子どもたちに馴染みのある具材たちです。
絵本『おべんとうバス』は食育・挨拶・思いやりの心を学ぶことができます。
さまざまな食べ物が出てきて、1つ1つのお名前を呼ぶことで、自然とその食べ物への興味を持ち、また名前を覚えることができます。おうちでも(保育園でも)食べてみようか?と食育へとつなげることができます。
最後に「いただきます」としっかりとご挨拶をする場面があるので、食事や給食の前の読み聞かせにぴったりです。
また、お名前を呼ばれたら元気よく返事をする、という他者とのコミニュケーションをとるうえでの大切なことも自然と学ばせてくれています。朝の会などの導入に使えば、自然とお返事を促すこともできます。また、「みかんちゃん」の到着を先に出発することなく待ち、遅れてきたみかんちゃんに「まにあってよかったね」と声を掛ける場面では、相手を思いやることの大切さや気持ち良さ、喜びを学ぶことができます。
絵本『おべんとうバス』 を読み聞かせた時の子供の反応やその後の変化
分かりやすい色使いなので、0歳の赤ちゃんもぐっと引き込まれるようです。次々と可愛いキャラクターが登場するので、飽きることなく最後まで見入っている子どもたちが多いです。
簡単で分かりやすいお話なので、読み聞かせを続けているうちに、だんだんと子どもたちもストーリーを覚え、読み手と一緒に「◯◯ちゃーん」と食べ物の名前を呼びかけたり、「はーい」とお返事したりするようになってきました。ただ聞くだけではなく、一緒に参加して楽しむことができています。
また、食事の時間になると、「これ◯◯ちゃんだ!◯◯くんだ!」と絵本に出てきた食べ物の名前を言ったり、興味を持って積極的に食べようとしたりする姿がみられるようになりました。
絵本の読み聞かせのコツや重要ポイント
絵本を読みながら子どもたちの顔をよく見て、表情や態度に合わせて声の大きさや声色を調整するようにしています。
また、この絵本『おべんとうバス』のような同じ言葉の繰り返しが出てくる場合には、同じテンポ・同じ声の大きさ・トーンで読むことを意識しています。そうすることで、絵本の中の言葉のリズムが耳に馴染み、自然とストーリー(言葉)を子どもたちが覚えることができるからです。
また、ついついやってしまいがちですが、絵本を読んでいる最中には、必要以上に子どもたちへの問いかけはしないようにしています。例えば「これはなにかなー?」等。子どもたちは絵本の世界に集中しているため、読み手側が過度に声掛けをしてしまうと、せっかくの集中を妨げてしまうことになるためです。
子供の知育・教育に関して気を付けていること
なるべくたくさんの絵本に触れられる機会をつくるようにしています。
絵本の読み聞かせは、言葉の発達にもつながりますし、思いやりの育みや他者とのコミニュケーションの大切にもつながります。
また、食育なども絵本を読むことで気軽に取り入れることができます。
いろいろな種類の絵本に触れさせ、その中で子ども自身の気にいる本があればじっくりと読み込む時間を設け、絵本の世界に集中できるような環境を作るようにもしています。
また、日本ならではの季節の行事や伝統行事を大切にしたい気持ちがあるのですが、なかなか言葉だけで伝えるのは難しいので、絵本を通して興味を持ったり、文化に触れたりできるよう、様々な行事の絵本を読み聞かせるようにしています。
まとめ
今回は、絵本で遠足!乳幼児から楽しめる『おべんとうバス』 と題しまして、現役の保育士さんであり2歳児のお子様も育てていらっしゃる現役ママさんの体験談・感想などをご紹介いたしました。
『おべんとうバス』というタイトルを聞いただけでも、「どんなお弁当なんだろう?どんなバスなんだろう?」と年齢を重ねていった後でも子供たち独特の豊かな想像力で面白い遊びがたくさん生まれてきそうな絵本だと感じました。
遠足やピクニックのお弁当のおかずに困ったら、この絵本に出てくる具材たちを詰め込んでみたいなと思います。
絵本の楽しい世界と現実世界がどこかリンクすると、子供も刺激を受けたり喜んでくれるし、そんな時の子供の笑顔を見て大人も元気が湧いてきますよね。
『おべんとうバス』 の絵本は、乳幼児からでも楽しめる分、言葉の数は少ないですが、限られた文章と色合いがはっきりしたかわいい登場人物たちの絵から学べることがたくさんあると感じました。
まだ保育園に通う機会がないお子様や遠足やピクニックに行く機会のないお子様にも、 『おべんとうバス』 の絵本 を通して、絵本の登場人物たちとの楽しい時間を過ごしていただけたらと思います。
絵本の感想は人それぞれであり、子供たちの反応もいろいろです。そんな中でも、少しでもこの記事がみなまさの絵本選びの参考になれば幸いです。
コメント